2026年10月10日著者: Yosuke Sakurai12分で読了

Ankiの使い方:初心者向けに始め方・設定・コツを解説

Ankiの使い方を初心者向けにステップごとに解説。PC・iPhone・Androidへのインストール、デッキとカードの作り方、4つのボタンの選び方、1日の上限やFSRSの設定、共有デッキ、7日間のスタートプランまで紹介します。

Anki間隔反復FSRSフラッシュカード勉強法

Ankiの使い方は、ひとことで言えば次のとおりです。無料のPC版(AndroidならAnkiDroid、iPhoneならAnkiMobile)をインストールし、デッキを作り、表に問題、裏に短い答えを書いたカードを追加します。あとは毎日「今すぐ学習」を押し、答えを見る前に思い出してから、「もう一度」「難しい」「正解」「簡単」の4つのボタンで自己採点するだけです。Ankiはその評価をもとに、忘れかけた頃に各カードを出題してくれます。新規カードは1日10〜20枚に抑え、FSRSをオンにし、無料のAnkiWebアカウントで同期すれば、PCとスマホで同じカードを学習できます。

この記事は、初めてAnkiを使う学生・医学生・語学学習者の方と、一度挫折して復習が溜まり、もう一度やり直したい方に向けたものです。ボタン名と初期設定は、Anki公式マニュアル(opens in a new tab)(英語)と、2026年10月時点の最新版Anki 26.09.3に合わせています。Ankiを日本語表示で使う場合のボタン名に、英語表示の名前を併記しています。

この記事の要点

  • AnkiはPC版、Android版(AnkiDroid)、Web版(AnkiWeb)が無料。iPhone・iPad版のAnkiMobileは日本のApp Storeで4,000円の買い切りです。
  • 忘れていたら必ず「もう一度」。「難しい」は正解扱いのボタンです。
  • 初期設定は1日の新規カード20枚・復習200枚。新規20枚/日を続けると、復習は1日およそ200枚になります。
  • FSRSをオンにし、目標保持率は初期値の90%のままで始めましょう。

目次

Ankiとは

Ankiは、カードを「いつ」復習すべきかを自動で決めてくれる、オープンソースのフラッシュカード(暗記カード)アプリです。Anki公式マニュアル(opens in a new tab)(英語)によると、Ankiは2つの考え方にもとづいています。答えを見る前に自分で思い出すアクティブリコールと、忘れかけた頃に復習し、正解するたびに間隔を広げていく間隔反復です。

覚えておきたい用語は4つです。入力する情報のまとまりをノートと呼び、「表面」「裏面」などのフィールドに分けて入力します。Ankiは1つのノートから1枚以上のカードを作ります(例:「reluctant → 気が進まない」と「気が進まない → reluctant」の2枚)。デッキは一緒に学習するカードの束、ノートタイプはノートのフィールドと作られるカードを決めるひな形です。

Ankiの使い方を9ステップで解説

  1. Ankiをインストールする:PC、スマホ、またはその両方に。
  2. デッキを作る:科目ごとに大きめのデッキを1つ。
  3. ノートタイプを選ぶ:基本、穴埋め問題、画像穴埋めのいずれか。
  4. カードを追加する:短い問題と短い答えで。
  5. 「今すぐ学習」を押す:答えを見る前に思い出す。
  6. 正直に自己採点する:もう一度・難しい・正解・簡単の4段階。
  7. 1日の上限を設定する:復習量を無理のない範囲に保つ。
  8. FSRSをオンにする:デッキオプションから設定。
  9. AnkiWebで同期する:すべての端末で同じカードを使う。

Ankiのインストール方法

Ankiは公式サイトapps.ankiweb.net(opens in a new tab)からダウンロードします。スマホアプリへのリンクもここにまとまっています。

Windows・Mac・Linux

アプリ
Anki
価格
無料
ポイント
最新版は26.09.3。Windows 10以降、macOS 13以降、比較的新しい64ビット版Linuxに対応

iPhone・iPad

アプリ
AnkiMobile Flashcards
価格
4,000円(買い切り)
ポイント
公式アプリで、購入代金はAnkiの開発を支える資金になる。iOS 15.2以降

Android

アプリ
AnkiDroid
価格
無料
ポイント
コントリビューターが開発

ブラウザ

アプリ
AnkiWeb
価格
無料
ポイント
ブラウザで学習でき、端末間の同期にも使う
  • Windows:「Windows 10+ (x64)」(ARM搭載PCは「Windows 11 (ARM)」)をダウンロードしてインストーラーを実行し、デスクトップにできた星形のアイコンから起動します。
  • Mac:「Apple Silicon」版か「Intel」版をダウンロードし、Ankiをアプリケーションフォルダにドラッグします。
  • Linux:.tar.zst パッケージをダウンロードし、install.sh を実行します(手順は公式のLinux向けページ(opens in a new tab)を参照)。

スマホの場合、iPhone・iPadはApp Store(opens in a new tab)でAnkiMobileを、AndroidはGoogle Play(opens in a new tab)でAnkiDroidを入手します。文字入力が速いPCでカードを作り、スマホで復習するのが快適な使い方です。

デッキの作成とカードの追加

デッキを作る

メイン画面(デッキ一覧)の下にある「デッキを作成」(Create Deck)をクリックし、名前を入力します。デッキは「英単語」「日本史」のように科目ごとに大きく作るのがコツです。細かく分けたいときは 英単語::動詞 のようにコロン2つでサブデッキを作るか、タグを使いましょう。公式マニュアル(opens in a new tab)によると、小さなデッキをたくさん作ると出題順が予測しやすくなり、文脈から答えを推測できてしまうため、記憶が弱くなります。

ノートタイプを選ぶ

基本(Basic)

作られるカード
表→裏の1枚
向いている用途
用語の定義、一問一答

基本 (表面と裏面を反転したカードも作成)

作られるカード
表→裏と裏→表の2枚
向いている用途
英単語など、両方向で覚えたい語彙

穴埋め問題(Cloze)

作られるカード
文中の隠した箇所ごとに1枚
向いている用途
年号・用語・数値を文脈ごと覚える

画像穴埋め(Image Occlusion)

作られるカード
画像の隠した領域ごとに1枚
向いている用途
解剖図、地図、図表

基本カードを追加する

  1. メイン画面上部の「追加」(Add)をクリックします。
  2. 左上のノートタイプが「基本」、右上のデッキが追加したいデッキになっているか確認します。
  3. 「表面」に問題、「裏面」に答えを入力します。例:表面「reluctant」、裏面「気が進まない、〜したがらない」。
  4. 「追加」をクリックするか、Ctrl+Enter(MacはCmd+Enter)を押します。入力欄が空になり、続けて次のカードを作れます。

穴埋めカードを追加する

ノートタイプを「穴埋め問題」(Cloze)に切り替え、「テキスト」欄に文を入力し、隠したい語句を選択して [...] ボタンを押します。すると 徳川家康が江戸幕府を開いたのは{{c1::1603}}年 のように記号で囲まれます。c2、c3と番号を増やすたびに、カードが1枚ずつ増えます。覚えやすいカードの作り方は、フラッシュカードの作り方で詳しく解説しています。

カードの学習と4つのボタン

デッキをクリックし、「今すぐ学習」(Study Now)を押します。問題を見たら頭の中か声に出して答え、「解答を表示」(Show Answer)またはスペースキーで答えを確認します。公式マニュアル(opens in a new tab)では、10秒ほど考えても思い出せなければ、粘らずに答えを見て次へ進むことを勧めています。

もう一度・難しい・正解・簡単の意味

もう一度(Again)

押すタイミング
間違えた、思い出せなかった。一部だけ正解も不正解扱い
キー
1

難しい(Hard)

押すタイミング
正解したが、迷った・時間がかかった
キー
2

正解(Good)

押すタイミング
少し考えて正解した。いちばんよく使うボタン
キー
3 またはスペース

簡単(Easy)

押すタイミング
迷わず即答できた
キー
4

マニュアルによると、「もう一度」を押す割合はおよそ5〜20%、「正解」はおよそ80〜95%が目安です。「難しい」は正解扱いのボタンなので、忘れたカードには使わないでください。4つのボタンが多すぎると感じたら、「もう一度」と「正解」の2つだけでも構いません。新しいカードは最初、短い学習ステップ(初期設定では1分後と10分後)で繰り返し出題されます。

1日の上限を設定する

デッキ一覧でデッキの右にある歯車アイコンをクリックし、「オプション」(Options)を選びます(学習中ならOキー)。「1 日の上限」(Daily Limits)には、Ankiの負担を左右する2つの数字があります。

  • 1 日の新規カード上限(New cards/day):1日に新しく学び始めるカードの枚数。初期値は20枚。
  • 1 日の復習上限(Maximum reviews/day):1日に表示する復習カードの上限。初期値は200枚。

これらはAnkiの初期設定値(opens in a new tab)です。将来の復習を生み出すのは新規カードです。デッキオプションのマニュアル(opens in a new tab)によると、毎日20枚の新規カードを学ぶと、復習はやがて1日およそ200枚に落ち着きます。Anki画面のヒントでも、新規カードの上限は復習上限の10分の1以下にするよう案内されています。また、上限200枚で復習待ちが190枚あれば、新規カードは最大10枚しか出ません。

時間が限られているなら、新規カードは1日10枚から始めましょう。設定は同じプリセットを使うすべてのデッキに反映されます(新しいデッキはすべて「既定」プリセット)。

FSRSの設定方法

FSRS(Free Spaced Repetition Scheduler)は、Anki 23.10(2023年10月リリース)から標準搭載(opens in a new tab)されているスケジューリングアルゴリズムです。マニュアルによると、従来のSM-2アルゴリズムに代わる選択肢で、カードを忘れるタイミングをより正確に予測するため、同じ学習時間でより多くを覚えられる可能性があります。新しく作ったコレクションではFSRSはオフなので、次の手順でオンにしましょう。

  1. 「デッキオプション」を開きます(歯車アイコン →「オプション」)。
  2. 画面下部の「FSRS」セクションでFSRSをオンにします。この設定はコレクション全体に適用されます。
  3. 「目標保持率」(Desired retention)は初期値の90%のままにします。
  4. 「学習ステップ」(Learning steps)は1日未満にします。初期値の 1m 10m のままで問題ありません。
  5. 「保存」(Save)をクリックします。
  6. 復習が数百回たまったら、「現在のプリセットを最適化」(Optimize Current Preset)をクリックし、FSRSを自分の復習履歴に合わせます。最適化は月1回で十分です。

マニュアルのFSRSの項目(opens in a new tab)にある注意点は3つです。

  • 同期するすべての端末がFSRSに対応している必要があります(Anki・AnkiMobileは23.10以降、AnkiWeb、AnkiDroidは2.17以降)。
  • 目標保持率を上げるほど間隔が短くなり、復習が増えます。90%を超えると負担が急に増えるため、97%未満にとどめましょう。
  • FSRSは「難しい」を正解として扱うため、忘れたカードに「難しい」を押すと間隔が長くなりすぎます。

すでに使っているコレクションで切り替える場合、「変更時に復習予定を再計算する」は最初はオフのままにしましょう。FSRSとSM-2の違いは、FSRSの解説記事で詳しく紹介しています。

共有デッキの使い方

AnkiWebの共有デッキ一覧(opens in a new tab)には、ほかのユーザーが公開したデッキが、言語・解剖学・化学・歴史・法律などのカテゴリ別に並んでいます。

  1. デッキ一覧の下にある「共有デッキを入手」(Get Shared)をクリックします。
  2. 検索するかカテゴリを選んでデッキを開き、「Download」ボタンで .apkg ファイルを保存します。
  3. ファイルをダブルクリックするか、Ankiのメニュー「ファイル」→「読み込む」(File > Import)で読み込みます。
  4. 読み込み画面では「学習進捗も読み込む」(Import any learning progress)のチェックを外し、作成者の復習間隔を引き継がないようにします(Anki 23.10以降の機能(opens in a new tab))。

共有デッキをAnkiWebのアカウントに直接追加することはできません。Anki・AnkiMobile・AnkiDroidのいずれかで読み込んでから同期します。公式マニュアル(opens in a new tab)は、共有デッキを補助として使うよう勧めています。首都や国旗のような一覧型の知識や、自分の教材に合わせて作られたデッキなら時間の節約になりますが、複雑な科目では、背景を理解して自分で作ったカードのほうが覚えやすくなります。

画像穴埋めの使い方

画像穴埋め(Image Occlusion)はAnki 23.10から標準機能(opens in a new tab)になったため、アドオンは不要です。解剖図のラベルや地図の地名など、画像の一部を隠して1か所ずつ出題できるので、医学の解剖学や地理、資格試験の図表の暗記に向いています。

  1. 「追加」をクリックし、左上のノートタイプのボタン(「ノートタイプ」と表示)から「画像穴埋め」を選びます。
  2. 「画像を選択」(Select Image)をクリックします。コピーした画像があれば「クリップボードから画像を貼り付け」も使えます。
  3. 隠したいラベルの上に、長方形・楕円・多角形のいずれかを描きます。
  4. モードを選びます。「すべて隠して 1 つずつ解答」(Hide All, Guess One)はすべてのラベルを隠したまま1つずつ答える形式、「1 つだけ隠して解答」(Hide One, Guess One)は出題中のラベルだけを隠す形式です。
  5. 「追加」をクリックします。図形(またはグループ化した図形)ごとに1枚のカードが作られます。

AnkiWebで同期する方法

AnkiWebはAnki公式の無料同期サービスで、ブラウザ上で学習することもできます。

  1. ankiweb.net(opens in a new tab)で無料アカウントを作成します。
  2. PCのAnkiでメイン画面右上の「同期」(Sync)をクリック(またはYキー)し、AnkiWebのメールアドレスとパスワードでログインします。
  3. 初回の同期では、カードがこのPCにあるなら「AnkiWeb へアップロード」、すでにAnkiWebにあるなら「AnkiWeb からダウンロード」を選びます。
  4. スマホでも同じアカウントでログインし、同期します。

以降は、Ankiを開くときと閉じるときに自動で同期されます。同期のマニュアル(opens in a new tab)によると、初回の同期前に2台の端末で別々のカードを追加すると、片方の内容が上書きされてしまいます。同期は早めに設定しましょう。また、6か月間使われていないアカウントのデータは削除されることがあります。

Ankiを効果的に使うコツ

初心者がつまずきやすいポイントと対策です。

  • 新規カードを増やしすぎる。 マニュアルにも、最初の数日で数百枚の新規カードを学び、その後の復習量に圧倒されたユーザーが一人ではなかったと書かれています。
  • 1枚に詰め込みすぎる。 1枚に1つの事柄が基本です。1枚に毎回60秒以上かかるならカードを簡単にし、理解していないことは覚えようとしないでください。
  • 忘れたのに「難しい」を押す。 正直な自己採点が、スケジュールを正しく機能させます。
  • 学習を休む。 遅れたら、追いつくまで新規カードを止めましょう。Ankiは待ち時間が長いカードから優先して出題します。
  • 定着しにくいカードを放置する。 忘却が8回(初期設定)に達すると、Ankiはそのカードを定着しにくいカード(leech、リーチ)(opens in a new tab)と判定して leech タグを付けます。処理が「カードを休止」に設定されていれば、自動で休止もされます。書き直す、分割する、削除するのいずれかで対処しましょう。
  • 不要なカードを残す。 学習中に「その他」→「カードを休止」を選べば、「カード管理」画面で休止を解除するまで出題されません。

7日間のスタートプラン

1日目

やること
Ankiをインストールしてデッキを1つ作成。今日の授業や教材から基本カードを10枚作って学習する
目安時間
20分

2日目

やること
AnkiWebのアカウントを作って同期し、スマホにも設定。復習を済ませてから10枚追加
目安時間
15分

3日目

やること
ノートから穴埋めカードを数枚作る。スペースで「正解」、1キーで「もう一度」に慣れる
目安時間
15分

4日目

やること
FSRSをオンにし、目標保持率は90%のまま。ほかの設定は初期値のままにする
目安時間
10分

5日目

やること
解剖図や地図で、画像穴埋めのノートを1つ作る
目安時間
15分

6日目

やること
任意:教材に合った共有デッキを学習進捗なしで読み込み、新規カードは1日5〜10枚に
目安時間
15分

7日目

やること
復習を終えたら、何度も間違えるカードを直すか休止し、2週目の新規カード枚数を決める
目安時間
15分

初心者向けの設定チェックリスト

1 日の新規カード上限

場所
デッキオプション > 1 日の上限
おすすめ
10〜20枚(初期値20)

1 日の復習上限

場所
デッキオプション > 1 日の上限
おすすめ
200枚(初期値)。新規カードの10倍以上

学習ステップ

場所
デッキオプション > 新規カード
おすすめ
1m 10m(初期値)

FSRS

場所
デッキオプション > FSRS
おすすめ
オン

目標保持率

場所
デッキオプション > FSRS
おすすめ
90%(初期値)

定着しにくいカードと判定する忘却回数

場所
デッキオプション > 忘却
おすすめ
8回(初期値)

学習進捗も読み込む

場所
読み込み画面
おすすめ
ほかの人のデッキではオフ

同期

場所
同期ボタンまたはYキー
おすすめ
すべての端末で同じAnkiWebアカウント

Ankiが難しく感じたら

何年もAnkiを使い続けている人はたくさんいます。上のプランで続けられるなら、乗り換える必要はありません。

初期設定や操作が壁になっているなら、Ankiの代替アプリ比較でほかの選択肢を比べられます。Deckbaseもその1つで、Web・iOS・Androidで使えるAIフラッシュカードアプリです。FSRSで復習を管理し、AIフラッシュカードメーカーでノートからカードの下書きを作れるほか、Ankiの.apkgデッキをインポートすることもできます。カードは引き継げますが、復習履歴は引き継がれません。

よくある質問

Ankiは無料で使える?

PC版(Windows・Mac・Linux)は無料で、AndroidのAnkiDroidとブラウザ版のAnkiWebも無料です。有料なのはiPhone・iPad向けのAnkiMobileだけで、日本のApp Storeでは4,000円の買い切り(サブスクリプションなし)です。購入代金はAnkiの開発を支える資金になります。

Ankiは難しい?

基本操作は1回で覚えられます。デッキを作り、カードを追加し、「今すぐ学習」を押して自己採点するだけです。初心者がつまずく原因の多くは、操作よりもカードの量です。新規カードを1日10〜20枚に抑え、数週間は設定を初期値のまま使いましょう。

1日に何枚の新規カードを学べばいい?

まずは10〜20枚から始めましょう。Ankiの初期値は20枚で、マニュアルによると、毎日20枚の新規カードを学ぶと復習は1日およそ200枚になります。復習に時間がかかりすぎるなら減らし、余裕があれば少しずつ増やします。

カードは自作と共有デッキのどちらがいい?

複雑な科目なら自作がおすすめです。カードを作る過程で要点を選ぶことになりますし、公式マニュアルも、共有デッキには作成者が持っていた背景知識が欠けがちだと指摘しています。首都や国旗のような一覧型の知識や、教材に合わせたデッキなら共有デッキも便利です。

AnkiのFSRSとは?

FSRS(Free Spaced Repetition Scheduler)は、Anki 23.10から標準搭載されたスケジューリングアルゴリズムです。カードを忘れる確率を予測し、目標保持率(初期値90%)に合わせて復習のタイミングを決めます。デッキオプションでオンにすると、従来のSM-2の代わりに使われます。

Ankiの復習が多すぎるのはなぜ?

新規カードは将来の復習を生むため、一度にたくさん追加すると数日後に復習が山積みになります。学習を休んだ日の分も溜まり、目標保持率が高すぎると間隔も短くなります。新規カードを一時停止して溜まった復習を片付け、目標保持率は90%前後に保ちましょう。

今日からAnkiを始めよう

Ankiの使い方のポイントは、良いカードを少しずつ追加し、毎日「今すぐ学習」を押して、正直に自己採点することです。今日インストールして、次の授業や教材から10枚のカードを作り、7日間のプランを試してみてください。習慣になったら、FSRSの解説記事でスケジュールを調整し、フラッシュカードの作り方でカードの質を高めましょう。


関連記事:フラッシュカードの作り方 · 間隔反復アプリと復習スケジュール · FSRSの解説 · Anki代替アプリ比較

こんな記事をそのままフラッシュカードに

リンク・PDF・メモを貼るだけ。Deckbaseがデッキを作り、FSRSで復習を自動スケジュールします。